株主総会の状況(2021)
- 弊社は文化シヤッターの株主総会に出席し、株主総会の場で発言をしてまいりました。詳細はこちらをご覧ください。以下は、発言要旨です。
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政策保有株式を保有することは、発行会社の安定株主となるということであり、ESGの観点から大きな問題がある。株主から預かった会社の資産を用いて、取引先経営陣の保身に協力するという意味で取締役として善管注意義務違反となる可能性や、株式保有により取引という利益供与を受けているという意味では利益供与の禁止に違反する疑いがある。(略)ESG、資本効率、財務の安定性すべてにおいて問題のある、政策保有株式、持合い、などという昭和の悪習からもういいかげん抜け出していただきたい。
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(買収防衛策について)当社が買収されることが経営陣にとって潜在的な脅威ならば、買収防衛策ではなく、買収されないよう株主価値を高めることが望ましく、本来のあるべき姿だ。(略)当社の株価は解散価値以下の評価であり、ROEも低いままだと、当社経営陣は中期的に株主価値を毀損している状態である。当社経営陣は、株主価値向上の努力を怠り、その保身のために買収防衛策を導入しているといわざるを得ない。
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